ホ･ギ･ラ･ラ

CAST :
松尾光次（DOGGY BAG）「いきすだま～生霊」 / 松尾雄一（DOGGY BAG）「いきすだま～生霊」 / 緒川たまき「プ」「静かな生活」「SFサムライ・フィクション」「Juvenile」 / 嶋沙耶香「女帝」「私の骨」 / 落合扶樹「アイ・ラヴ・フレンズ」「東京★ざんす～ランニングフリー」「赤い橋の下のぬるい水」 / SUGIZO「Soundtrack」「ロックンロールミシン」 / 原日出子「Shall we ダンス？」 / 坂上忍「民暴の帝王」

監督：雑賀俊郎「クリスマス・イヴ」　

2001年製作

[STORY]
2034年。街（シティ）は放射能汚染で荒廃し、政府は次々と非常な政策を公表。人々は希望の光すら見失っていた。海に漂うドラム缶。それは“廃棄物＝GOMI”と称され未来を奪われた息子に、最期の望みを懸けた父トシ（SUGIZO）と母ユキ（原日出子）の逃亡の手段だった。やがて少年（落合扶樹）は、謎めいた島＝楽園ホギララに漂着する。そこは、大人のいない島。何もかもが子供たちによって運営されている。リーダーのカヌララ（松尾光次）は少年をヌラと呼んだ。カヌララや優しいキララ（緒川たまき）、そして友達になった幼いエヴィ（坂野真弥）たちとの穏やかな生活が始まった。島のそこかしこがヌラの目には新鮮だ。一方、潮の流れは子供たちを次々と島へと運んでくる。ミラン（嶋紗耶香）も仲間になった。シティでは歓迎されない“GOMI”＝病んだ子供たちも、楽園ホギララでは、歓迎される客人となる。傷ついた者たちは、聖なる滝タンギョに棲む精霊ヨマ（松尾雄一）が癒してくれる。このまま永遠にこんな日々が続けば良いのに。やがて街から放たれた冷たい追手たちがホギララに上陸する。楽園の平穏は壊されてしまった。果たして島は、そして子供たちは、どこにいくのか。希望の鍵を握る運命の子は現れるのか。そして未来は!?