秒速5センチメートル
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CAST(声優) :
水橋研二(遠野貴樹)/近藤好美(篠原明里 in 第1話)/花村怜美(澄田花苗)/尾上綾華(篠原明里
in 第3話) |
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原作・脚本・監督:新海 誠
1973年長野県生まれ。大学で国文学を専攻、5年間のゲーム開発会社勤務を経て専業映像作家として活躍中
2000年「彼女と彼女の猫」 2002年「ほしのこえ」(新世紀東京国際アニメフェア21「公募部門優秀賞」、第6回文化庁メディア芸術祭「特別賞」など。)
2004年「雲のむこう、約束の場所」(渋谷・シネマライズほか全国の劇場で公開 第59回毎日映画コンクール「アニメーション映画賞」、国内外の映画祭でも受賞 DVDも好調なセールスを記録、北米、台湾、韓国ほか、30か国以上で発売) |
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2007年製作 |
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[STORY] どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか
第一話「桜花抄」
東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は、親の転勤で引越したばかりの家庭環境も同じなら、引っ込み思案で体が小さく病気がちなところも似ており、何より好きなものが同じで、同じように相手のことが好きだった。常に一緒にいた2人だが、卒業と同時に、明里の転校が決まる。そして、その1年後貴樹が転校することになった。幼さの後悔、明里に渡す手紙を胸に抱き、冬空の下、貴樹は明里の住む街に向かい始めた。
第二話「コスモナウト」
種子島で暮らす高校生澄田花苗の心を占めているのは、中学2年生の時に引っ越してきた遠野貴樹である。花苗は、NASDA(宇宙開発事業団)のロケット打ち上げより、中々決まらない進路より、何よりも気になる彼に、心の内を打ち明けようと決心する。夏の2人での帰り道、ロケットが飛び立った、その時の貴樹の横顔は、花苗には忘れられない出来事となった。
第三話「秒速5センチメートル」
自信と期待を抱いていた大人の世界は想像とはかけ離れ、そのなかで見えたものは、世界から遠ざかり見放され、輝きを感じられずにいる自分の姿だった。遠野貴樹は、子供の頃よりもくすんで見える東京の街にいる。そんな彼の胸に込み上げる、忘れたと思っていたこと。それはやはり今再び東京に暮らす彼女もまた同じだった。懐かしく思い出されるもの。それは、小さかった頃の大きな想い。貴樹と明里、それぞれが見た、時間、景色、場所、日々、人々―。
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